自家抹消血幹細胞移植
- 2006/06/06(Tue) -

自家抹消血幹細胞移植は、

あらかじめ採取して凍結保存しておいた自分の造血幹細胞を移植します。

 移植の前には超大量の抗がん剤の投与を行ないますこの治療のことを移植前処置といいます

前処置は、移植の8〜9日前くらいからはじまりますかなり強力な治療のため、強烈な吐き気が

24時間毎日続きました

前処置で投与される超大量の抗がん剤は致死量をはるかに超えるため

投与後そのまま放置すれば100%死亡します

正常の細胞も含めて骨髄細胞がすべて破壊されるからですなので

前処置を開始したならば途中で中止する事はできません 治療は無菌室で行われます

外へ出る事はできません 前処置が終了して2〜3日後に移植が行われます移植といっても

凍結保存しておいた自分の造血幹細胞をぬるいお湯で解凍して点滴で自分の体に戻す

だけです、この時なにか磯の香りに似た匂いがしたのを覚えています

(これは中に入っている薬剤のニオイらしいです)このころから、骨髄抑制が始まり

白血球が0になります

抗がん剤による強烈な吐き気はおさまりますが、こんどは白血球がまったく無い苦しさとの

戦いになります!高熱、口内炎、下痢、めまい、不眠など人により違いますが

感染症に苦しみます!

戻した幹細胞が生着、増殖するまで約10日前後かかりますが白血球の数が

約1000を超えるころになると、今までの苦しい症状が嘘のように治まります!

管理人の場合、熱も下痢も口内炎もいっぺんに治ってしまいました。

食事は前処置が始まると人にもよりますが、食べれません

6日間抗がん剤を投与されましたが、とても食事などできませんとにかく吐き気が止まらず

胃液しか出ない状態なのです前処置後は栄養剤を毎日投与され

なんとか生きてるって感じでした

白血球の数が約1000くらいになると、主治医に外に出る事を許されます

28日間の無菌室生活がやっと終わり、衰えた脚の筋肉を少しでも鍛える為、病棟を

歩き回りました!嬉しかったです。その後4人部屋に移り1週間ほどで退院できました。

自家抹消血幹細胞移植の場合GVHD(移植片対宿主病)がなく危険度は低いですが

逆にGVT効果(移植片対腫瘍効果)も望めません

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